<本日のテーマ>写真やイラストでよりクリエイティブに!
1限目 学科 グラフィックデザイン基礎④ビットマップデータとベクターデータについて
2限目 学科 グラフィックデザイン基礎④「Photoshop」選択範囲について
3限目 学科 グラフィックデザイン基礎④「Photoshop」レタッチについて
4限目 学科 グラフィックデザイン基礎④本日のまとめ
5限目 学科 グラフィックデザイン基礎④本日のまとめ
■ビットマップデータとベクターデータ
すべての画像は①ビットマップ画像(ラスター画像)と②ベクトル画像(ベクター画像)のどちらかに分類されます。写真もイラストも図形もこの2つのどちらかに分けられるのです。
ビットマップデータとは?
「ビットマップデータ(Bitmap Data)」というのは、Photoshopの画像データやデジカメで撮影した写真のことで、画像を色のついた点(ドット)の羅列・集合として表現したデータのことです。分かりやすく説明すると、ビットマップデータで表現された写真を拡大すると、細かな格子状のマス目が見えますが、ビットマップデータはこのマス目のひとつひとつに色がついたものが集まって写真を作り上げています。
ちなみに、このマス目のひとつが「ピクセル」と呼ばれる最小単位で、ピクセル数が大きければ大きいほど美しい画像に仕上がります。ビットマップデータは別名で「ラスター形式」と呼ばれることもあります。
フォーマットでは、jpg(またはjpeg)・gif ・ png などがこれに当たります。
ベクターデータとは?
「ベクターデータ(Vector Data)」というのは、ビットマップデータのように画像を点の集合で表現するのではなく、点、線、多角形などの情報を使った複雑な計算式によって色や曲線などを表現したデータのことです。簡単に言えば、「数値を使って絵を描く」というイメージです。ベクターデータは別名で「ドロー形式」と呼ばれることもあります。
フォーマットは、pdfなどがこれに当たります
note memo
- web(photoshop)JPEG保存/DTP(illustrator)PNG保存 ※経験者の印象
- 実務ではillustratorかphotoshopのどちらかに偏る傾向があります
- 写真はベクトル画像で再現できない(表現に向かない)
Photoshopの基本操作(レタッチ)
- パッチツール
- コピースタンプツール
- スポット修復ブラシツール
- 修復ブラシツール
- コンテンツに応じた移動ツール
- ぼかしツール
- シャープツール
- 指先ツール
- 覆い焼きツール
- 焼き込みツール
コンテンツに応じた移動ツールとは、写真の一部を選んで位置を変えることができます。
できる作業を知ってる分だけ仕事の幅が増える!→日々の情報アップデートが大事
コンテンツに応じた移動ツール
スポット修正ブラシツールとは、写真内の汚れやキズ、シミなど小さな範囲をすばやくキレイに修復することができるツールです。
スポット修復ブラシツール
修復ブラシツールとは、修復したい箇所の上に、重ねたい画像の部分をブラシで塗り重ねるようなツールです。周りの画像となじむような処理がされます。
修復ブラシツール
コピースタンプツールとは、画像の一部分を別の場所に複製することができるツールです。そのまま画像を重ねるイメージです。
・コピースタンプツール
- スマートオブジェクト(レイヤーをラスタライズ)
- カンバスサイズ
- 画像解像度
ぼかしツール
ぼかしツールとは、画像のぼかしたところをただブラシでなぞるだけで簡単に画像をぼかすことができるツールです。
シャープツール
シャープツールとは、ドラッグした部分を鮮明にするツールです。
指先ツール
指先ツールとは、指先でこすったような効果を加えるツールです。油絵のようなイラストレーションを描きたいときや、ぶれた動きをつくりたいときなどに便利です。
覆い焼きツール
覆い焼きツールとは、ドラッグした部分を「明るく」するツールです。
焼き込みツール
焼き込みツールとは、ドラッグした部分を「暗く」するツールです。
実践
・wordpressポートフォリオ作成・次回photoshop加工用フリー素材集め※出来ることを増やしていくためにも多くの素材を参考にしていこう
note memo
- 画像に様々な変化を加えられる事を学んで行きましょう。
- また逆に、出来ない事も理解していきましょう。
- 特徴を理解して実務で使い分けられるようにしよう
- 作業ソフトは複数開くと動作が重くなるので基本は一つだけにしよう
- デスクトップが散らかっていても重くなります。常に整理整頓!
